no name

「あなたはいつか」
「あなたもきっと」
外の話は
優しい嘘で
汚れているよ



「あなたはいつか」
「あなたもきっと」
何も知らない
僕らはずっと
それを信じてた



沈んでいく
砂の中で
救いが欲しくて
手を伸ばすけど
光は手をすり抜けて
光るだけさ
no name



「僕らはいつか」
「僕らもきっと」
自分でさえも
見つけられずに
笑ってるだけ
笑ってるだけ



明日になっても寝ていたい
朝の白さに
その眩しさに
僕らの淡い淡さに
たえられない
no name



沈んでいく
砂の中で
救いが欲しくて
手を伸ばすけど
光は手をすり抜けて
光るだけさ


声にならない